第32回日本脳神経血管内治療学会学術総会 in 神戸

第32回日本脳神経血管内治療学会学術総会が2016年11月24日から26日まで神戸国際展示場で開催されて参加させていただきました。自分の発表は最終日最終セッションということもあり人がまばらでしたが、いろいろ勉強させていただきました。
神戸では、毎年血管内専門医試験も行われたりしており、脳血管内治療といえば神戸という勢いになってきていると思いました。
今回は、主にフローダイバーターについてと、脳梗塞血栓回収についてが2大テーマとなっておりました。特に血栓回収については、時短をどうやって得るか、血栓回収によって利益のある患者の選択をどうするかが引き続き議論されていました。また当院でもいろいろ整備していけたらと思います。

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JSNE2016
第23回日本神経内視鏡学会が平成28年11月17日、18日の両日にわたり、秋晴れの空の下東京ドームホテルにおいて開催されました。当科からは畑崎聖二先生が内視鏡下経鼻・顕微鏡下開頭同時併用手術におけるヘッドマウントディスプレイの有用性について、また下垂体手術でいつもお世話になっております耳鼻咽喉・頭頸部外科小林正佳先生が内視鏡下経鼻的下垂体手術における嗅覚機能温存と成績について、それぞれ発表されました。私は稀な小児水頭症の症例報告をさせて頂きました。現在AV機器の高画質化が進んでおりますが、神経内視鏡も4K時代に突入しているようで、かなりきれいな映像の下に手術ができるようになってきました。
平成28年10月30日、三重大学脳神経外科主催の、第1回Spine手術手技トレーニングが開催されました。
川崎市の多摩川河口、羽田空港の対岸にある、Johnson & Johnson 東京サイエンスセンターをお借りして、脊椎脊髄手術の実習を行いました。
参加者は4名、指導者は1名(水野正喜)でした。今回の参加者は、三重県内の脳神経外科医のうち、実際に脊髄脊椎外科を行なっている現役メンバーである、桑名西医療センター 古川和博先生、県立総合医療センター 深澤恵児先生、三重中央医療センター  石田藤麿先生、済生会松坂総合病院 川北文博先生、の各先生方が参加されました。
研修用のPigを使用して、午前3時間、午後3時間かけて実習を行いました。現在の脊椎手術の重要な手技である、腰椎への経皮的椎弓根スクリュー挿入にはじまり、頚椎後方固定術のC1-C2 スクリュー固定、腰椎展開後の直視下のconventionalな椎弓根スクリュー挿入、顕微鏡下椎弓切除術、腰椎TLIF(Transforaminal Lumbar Interbody Fusion)、硬膜展開、後正中裂展開、硬膜縫合など盛りだくさんの内容でした。参加者のメンバーも、大変勉強になった、今日からの臨床に大いに役立つ内容であった、と喜んでいただき好評でありました。
次回以降もこのような臨床実習を積極的に行い、手術手技の安全性の確保と技術の向上を目指して行きたいと思います。
第1回Spine-手術手技トレーニング 集合写真
第1回Spine-手術手技トレーニング
第1回Spine-手術手技トレーニング スケジュール
平成28年10月7日(金)名古屋で開催された東海くも膜下出血研究会に参加してきました。

当科からは中野芙美先生がEGFR inhibitorとSAH後脳血管れん縮の抑制効果について、私が遅発性脳虚血と流体力学の関連について発表しました。

その後、早稲田大学の八木高伸先生より特別講演をしていただき、脳動脈瘤の病態解明研究の最前線についての勉強をさせていただきました。
全国学会の大きな目的は最新の知識を身につけることと、自分たちの診療・研究を世の中に問うことですが、もう一つ大事なことは他地域のバックグラウンドが異なる先生方と交流を持つことです。
今回の私の大事なミッションは、アイルランドでてんかん研究をおこない帰国したばかりの市川尚己先生を、てんかん外科で有名な聖隷浜松病院の山本貴道先生に紹介することでした。
写真左が山本先生、右が市川先生です。

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てんかん外科は三重県では遅れている分野です。市川先生にはこの分野のリーダーの1人である山本先生の施設で2年程度研修していただき、三重のてんかん外科を牽引するリーダーになって欲しいと思っています。